ロバート・ムガベ 氏Robert Gabriel Mugabe
政治家、元大統領、初代首相[ジンバブエ]
(「世界最悪の独裁者」と呼ばれる。)
2019年 9月6日 死去享年96歳
ロバート・ガブリエル・ムガベ(Robert Gabriel Mugabe、1924年2月21日 - 2019年9月6日)は、ジンバブエの政治家。
ジンバブエ首相(初代)、大統領(第2代)、アフリカ統一機構議長(第35代)、アフリカ連合議長(第13代)、ジンバブエ・アフリカ民族同盟代表、ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線代表(初代)などを歴任した。
1980年に首相に就任して以来、37年間にわたってジンバブエに君臨したが国防軍にクーデターを起こされ、2017年11月21日に大統領を辞任した。
黒人民族主義者およびマルクス主義者である。
ムガベが「世界最悪の独裁者」と呼ばれるようになったきっかけは、1990年代末に始まった白人財産の補償なしの徴収にあった。
失政、暴言、汚職、拷問、地位を利用した蓄財、選挙不正、病気の流行、食糧不足とあらゆる問題や疑惑が持ち上がり、「殺人暴君」とも呼ばれた。
概要=
西マショナランド州ジンバ郡出身。
師範学校での勤務を経て政治運動に参加した。
ローデシア紛争では白人政権による人種差別政策に対抗すべく黒人の抵抗闘争を展開し、ローデシア政府を率いるイアン・スミスと対立した。
しかし、ジンバブエ・アフリカ民族同盟を率いて総選挙で大勝したことから、1980年にジンバブエが正式に成立すると初代首相に就任した。
その後、ジンバブエの政体が議院内閣制から大統領制に移行するのに伴い、従来は儀礼的な役割のみを担ってきた大統領に権限が集中すること ……
ロバート・ムガベさんが亡くなってから、5年と77日が経ちました。(1903日)