フレディ・ビュアシュ 氏Freddy Buache
映画評論家、ジャーナリスト[スイス]
2019年 5月28日 死去享年96歳
フレディ・ビュアシュ(Freddy Buache、1924年12月29日 - 1999年5月28日)は、スイスの映画ジャーナリスト、映画批評家である。
1951年から1996年まで、「シネマテーク・スイス」の館長であった。
現在はローザンヌ大学で教えている。
来歴・人物=
1924年12月29日に生まれる。
スイス・ヴォー州ヴィラール=マンデラスで幼少期を過ごし、そこでは両親が「ル・カフェ・ド・ラ・ポスト(le Café de la Poste、郵便局カフェの意)」を経営していた。
1933年、両親のカフェが破産し、ローザンヌへ引っ越す。
1946年、ビュアシュはシャルル・アポテロスとともに劇場興行会社「フォー・ネ(Faux Nez、つけ鼻の意)」を設立。
フリーランスのジャーナリストとして、『ヌーヴェル・ルヴュ・ド・ローザンヌ Nouvelle Revue de Lausanne』誌、ついで『トリビューン・ド・ローザンヌ Tribune de Lausanne』紙のそれぞれでカテゴリー映画を1959年まで手がけた。
アンリ・ラングロワ、ジョルジュ・フランジュといった、フランス・パリのシネマテーク・フランセーズの創立者たちにたくさんの接触を進め、1950年、「シネマテーク・スイス」活動開始。
1951年 - 1996年、同シネマテーク館長。
1996年退任後の後任は映画史家エルヴェ・デュモン(1943年 - 、ローザンヌ大学教授を兼任)。
1967年 - 1970年、ロカルノ国際映画祭の共同ディレクターをつとめた。
1973年、第23回ベルリン国際映画祭審査員をつとめる。
1981年、ローザンヌ市創設500年 ……
フレディ・ビュアシュさんが亡くなってから、5年と178日が経ちました。(2004日)