ハロルド・ブラウン 氏Harold Brown
核物理学者、政治家、元国防長官[アメリカ]
(カーター政権の国防長官として、第2次戦略兵器制限条約(SALT2)調印に尽力し、また兵器の近代化に努めた)
2019年 1月4日 死去膵臓がん享年93歳
ハロルド・ブラウン(英語:Harold Brown、1927年9月19日 - 2019年1月4日)は、アメリカ合衆国の政治家、物理学者。
ジミー・カーター政権にて第14代国防長官を務めた。
経歴=
1927年9月19日にニューヨーク州ニューヨークに誕生する。
ブロンクス科学高等学校、コロンビア大学から同大学院に進み、1949年に21歳にして物理学の博士号を取得した。
1952年にローレンス・リバモア国立研究所の主任になり頭角を現すと、ジョン・F・ケネディ政権時には国防総省研究開発局長を務めた。
リチャード・ニクソン政権時代、1969年から始められた第一次戦略兵器制限交渉ではアメリカ代表の1人として活動した後、カリフォルニア工科大学学長を務めた。
さらに1977年にジミー・カーター政権が発足すると、さらなる核軍縮を目指す方針を受けて国防長官に抜擢されている。
ハロルド・ブラウンさんが亡くなってから、5年と322日が経ちました。(2148日)