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ロマン・カチャーノフ 氏Roman Kachanov

アニメーション監督、脚本家[ロシア]

(人形アニメーションのコマ撮りを得意とする)

1993年 7月4日 死去享年73歳

ロマン・カチャーノフ (Роман Качанов、Roman Kachanov 1921年2月25日-1993年7月4日)は、ロシアのスモレンスク出身の、主にソビエト連邦時代に活躍していたアニメーション監督、脚本家。
人形アニメーションのコマ撮りを得意とする。
略歴= 1938年にスモレンスクの美術学校を卒業後、モスクワに本拠地を置くソユーズムリトフィルム(Союзмультфильм、Soyuzmultfilm) のアニメーション・コースに入り1946年に修了。
1947年から10年間はソユーズムリトフィルムで働き、イワン・イワノフ・ワノなどの下で助監督を務める。
1958年にアナトーリ・カラノーヴィチと共同製作の『老人と鶴』(Старик и журавль)を発表し、人形アニメーションの監督としてデビュー。
1959年の『恋する雲』(Влюблённое облако)ではブカレストの映画祭などで受賞した。
この2つの作品の経験と成功により、助手的な仕事からは解放され、映画制作者となる。
ソユーズムリトフィルムで育てた後輩には、カチャーノフ同様、後に世界的に評価されることとなるユーリ・ノルシュテインなどがいる。
コマ撮りを駆使して、繊細な情感を表した人形アニメーションを作り続けた。
『ミトン』『ママ』など一部の作品において、発表当時のロシアの世相(カギっ子など)を意図的に要素の一つとして加えているものの、作品群はいずれも国際的な評価を受け続けている。
また、ロシア国内外問わず、カチャーノフ以前の人形 ……

ロマン・カチャーノフさんが亡くなってから、31年と140日が経ちました。(11463日)

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