ジョセフ・シルドクラウトJoseph Schildekraut
俳優[オーストリア→アメリカ]
1964年 1月21日 死去心筋梗塞享年69歳
ジョセフ・シルドクラウト(Joseph Schildkraut, 1896年3月22日 – 1964年1月21日)は、オーストリア=ハンガリー帝国(現在のオーストリア)出身の俳優。
略歴=
1896年、舞台俳優(後に映画俳優)ルドルフ・シルドクラウトの息子としてウィーンで生まれる。
親はユダヤ人であった。
4歳の時に家族でドイツ・ハンブルクに移り、そこでピアノやヴァイオリンを習う。
その後、家族でベルリンに移り、6歳で初舞台を踏む。
1911年、ベルリンの王立音楽アカデミーを卒業する。
1912年、家族でアメリカ合衆国ニューヨークに移住して舞台に立つが、第一次世界大戦中(1914年 - 1918年)は家族でヨーロッパに戻る。
1920年、家族で再度アメリカに移住し、改めて舞台に立つようになる。
1921年の大作映画『嵐の孤児』(D・W・グリフィス監督、リリアン&ドロシーのギッシュ姉妹主演)の大役に抜擢され、ハリウッド・デビュー。
その後も舞台を中心に映画にも多数出演する。
1927年の『キング・オブ・キングス』で父ルドルフと共演する。
1937年の『ゾラの生涯』でアカデミー助演男優賞を受賞する。
1962年、2番目の妻マリーと死別。
翌年3回目の結婚をする。
1964年、心筋梗塞で死去する。
主な出演作品=
公開年
邦題原題
役名
備考
1921
嵐の孤児Orphans of the Storm
ヴォードレー
1925
昨日への道The Road to Yesterday
ケネス
1926
難破船Shipwrecked
ラリー・オニール
1927
キング・オブ・キングスThe King of Kings
……
ジョセフ・シルドクラウトが亡くなってから、60年と305日が経過しました。(22220日)