豊田利幸 氏(とよだとしゆき)
物理学者[日本]
2009年 5月15日 死去多臓器不全享年90歳
豊田 利幸(とよだ としゆき、1920年5月12日 - 2009年5月15日)は、日本の素粒子論・原子核物理学者。
岐阜県出身。
東京帝国大学理学部卒業。
立教大学理学部助教授、教授、1969年名古屋大学教養部教授、1984年定年退官、名誉教授、明治学院大学教授、同国際平和研究所所長も務めた。
湯川秀樹らとともに核廃絶運動を進めた。
著書=
『物理学汎論 第6 光学』広文館 1949
『原子力問答12講』日刊工業新聞社 1957
『核戦略批判』岩波新書 1965
『核時代における科学と政治』れんが書房 1972
『核戦略の結末』岩波グラフィックス 1982
『核戦略の曲り角 危機はここまできている』岩波ブックレット 1982
『新・核戦略批判』岩波新書 1983
『SDIとはなにか 宇宙にひろがる核戦略』岩波ブックレット 1986
『SDI批判』岩波新書 1988
『物理学とは何か』岩波書店 2000
共編著=
『核軍縮への新しい構想』湯川秀樹,朝永振一郎共編 岩波書店 1977
岩波講座 現代物理学の基礎 古典物理学Ⅰ 湯川秀樹,川辺六男共著 第Ⅰ部 第3章 連続体の力学(第2版 1978, 新装版 2011)
岩波講座 現代物理学の基礎 古典物理学Ⅱ 湯川秀樹,碓井恒丸共著 第Ⅲ部 相対性理論, 第Ⅴ部 古典力学の確率論的取扱い(第2版 1978, 新装版 2011)
『太平洋の非核化構想』牧二郎,飯島宗一共編著 岩波新書 1990
翻訳=
クラーク・グッドマン『原子炉入門 立教大学における講義にもとづく』武谷三男,小川岩雄共訳編 岩波書店 1956
S.ローゼンタール編『ニールス・ボーア その友と同僚より見 ……
豊田利幸さんが亡くなってから、15年と190日が経ちました。(5669日)