谷俊彦 氏(たにとしひこ)
イラストレーター、画家[日本]
2011年 10月7日 死去享年91歳
谷 俊彦(たに としひこ、1921年(大正10年)11月23日 - 2011年(平成23年)10月7日 )は東京都麹町出身の画家、イラストレーター。
川端画学校卒業。
清沢治名義でもイラストを発表。
油彩画とイラストは同じ画風。
日本美術家連盟会員。
日本児童出版美術家連盟会員。
第14回小学館絵画賞受賞。
戦後の児童誌、児童書のイラストで活躍。
とくに「時をかける少女」の書籍イラストは有名。
エピソード=
肋膜を患ったため30歳まで生きられないといわれてきた。
イラストレーターになってからも体力に自信がなく、日に9時間の睡眠時間は確保し徹夜はしなかった。
そのためどんないい仕事が来ても断ることで有名になり「駆け出しのくせに」と編集者から不評を買った。
一方、締め切りは必ず守るので信用もあった。
主なイラスト=
海底の魔術師 江戸川乱歩(少年、昭和30年)
すみれの怪人 西條八十(少女クラブ、昭和31年)
あっぱれ探偵娘 城戸禮(女学生の友、昭和34年)
谷俊彦さんが亡くなってから、13年と46日が経ちました。(4794日)