ジェイムズ・フェニモア・クーパーJames Fenimore Cooper
作家[アメリカ]
1851年 9月14日 死去享年63歳
ジェイムズ・フェニモア・クーパー(James Fenimore Cooper,1789年9月15日 - 1851年9月14日)は、アメリカの作家・批評家。
著作『モヒカン族の最後』は『ラスト・オブ・モヒカン』などとして映画化されている。
人物=
Excursion in Italy, 1838
ニュージャージー州バーリントンに生まれ、ニューヨーク州クーパーズタウンで育つ。
1803年イェール大学に入学したが素行不良のため放校処分になり、1806年から商船の水夫、海軍士官候補生となる。
1811年、ニューヨークの名門家庭の子女と結婚。
初期のキャリア=
1820年、妻の勧めにより小説を書き始めた。
クーパーは”Precaution”と呼ばれる童貞作(a neophyte novel set)を書きあげた。
道徳と作法が作品のテーマになっており、ジェーン・オースティンのフィクションへのアプローチに影響されたものであった。
彼は匿名で”Precaution”を発表したが、これはアメリカとイギリスでやや好意的な反応を得た。
対照的に彼の2番目の小説"The Spy"(1821)は、隣人で家族ぐるみでの付き合いがあった政治家ジョン・ジェイから聞いたアメリカの物語(独立戦争中にジェイがウェストチェスター郡で防諜活動を行っていた経験を基にした話)に触発されたものであった。
それは、アメリカ人によって執筆され国内外でベストセラーになった最初の小説となり、何度か重版がかかった。
5部作「革脚絆物語」の初めの3作を発表した1820年代には、クーパーはアメリカでスコットランドの ……
ジェイムズ・フェニモア・クーパーが亡くなってから、173年と90日が経過しました。(63278日)