石塚喜久三 氏(いしづかきくぞう)
作家[日本]
1987年 10月1日 死去享年84歳
石塚 喜久三(いしづか きくぞう、1904年9月5日 - 1987年10月1日)は、昭和期の小説家。
北海道小樽市花園出身。
函館師範学校(現・北海道教育大学函館校)卒業。
小樽市の国民学校の教員を務めた後中国大陸に渡り、華北交通張家口鉄路局に勤務した。
蒙疆文芸懇話会幹事にも就任。
1943年、『蒙疆文學』1月号に寄せた「纏足の頃」で第17回芥川賞受賞。
1949年、後藤杜三らと「北海道文学者の会」結成。
戦後は官能小説を書いた。
著書=
『花の海』大日本雄弁会講談社 1948
『囘春室』大泉書店, 1948
『肉体の山河』大泉書店, 1949
『情婦』大泉書店, 1949
『やったれ 青雲篇』三協商事出版部, 1960
『やったれ 竜雲篇』三協商事出版部, 1961
註=
^ 「20世紀日本人名事典」日外アソシエーツ、2004年
表話編歴芥川龍之介賞
1930年代 - 1950年代(第1回 - 第42回)1930年代
第1回 石川達三「蒼氓」
第2回 該当作品なし
第3回 小田嶽夫「城外」/ 鶴田知也「コシャマイン記」
第4回 石川淳「普賢」/ 冨澤有爲男「地中海」
第5回 尾崎一雄「暢気眼鏡」他
第6回 火野葦平「糞尿譚」
第7回 中山義秀「厚物咲」
第8回 中里恒子「乗合馬車」他
第9回 半田義之「鶏騒動」/ 長谷健「あさくさの子供」
第10回 寒川光太郎「密獵者」
1940年代
第11回 高木卓「歌と門の盾」
第12回 櫻田常久「平賀源内」
第13回 多田裕計「長江デルタ」
第14回 芝木好子「青果の市」
第15回 該当作品なし
第16回 倉光俊夫「連絡員」
第17回 石塚喜久三「纏足の ……
石塚喜久三さんが亡くなってから、37年と52日が経ちました。(13566日)