松井章 氏(まついあきら)
考古学者[日本]
(元奈良文化財研究所埋蔵文化財センター長・環境考古学)
2015年 6月9日 死去肝臓がん享年64歳
松井 章(まつい あきら、1952年5月5日 - 2015年6月9日)は、日本の環境考古学者・動物考古学者。
文学修士(東北大学)。
人物=
大阪府堺市出身。
1976年東北大学文学部史学科考古学専攻卒業。
奈良国立文化財研究所埋蔵文化財センター研究員や文化財研究所奈良文化財研究所埋蔵文化財センター長、文化財研究所奈良文化財研究所所長、国立文化財機構奈良文化財研究所埋蔵文化財センターセンター長、奈良国立文化財研究所教授などを務めた。
2011年、動物考古学と環境考古学の業績により、濱田青陵賞を受賞。
2015年6月9日、肝臓癌のため死去。
書籍=
『環境考古学への招待 発掘からわかる食・トイレ・戦争』(岩波新書) 2005.1
「動物考古学」京都大学学術出版会, 2008.2
丸山真史,菊地大樹編『松井章著作集 動物考古学論』新泉社、2021
共編著=
『考古学と動物学』(考古学と自然科学) 西本豊弘共編. 同成社, 1999.7
『古代湖の考古学』牧野久実共編. クバプロ, 2000.12
『環境考古学』編著]日本の美術 至文堂 2001.8
『考古科学的研究法から見た木の文化・骨の文化』編集・監修. クバプロ, 2003.3
『環境考古学マニュアル』編. 同成社, 2003.7
『野生から家畜へ』編 (食の文化フォーラム) ドメス出版, 2015.9
松井章さんが亡くなってから、9年と166日が経ちました。(3453日)