松本勝明 氏(まつもとかつあき)
元競輪選手[日本]
(前人未踏の通算1341勝を挙げ、「競輪の神様」と呼ばれる。)
2021年 3月6日 死去悪性リンパ腫享年94歳
松本 勝明(まつもと かつあき、1928年(昭和3年)3月5日 - 2021年3月6日)は、元競輪選手。
現役引退後は日本競輪学校(当時。
以下、競輪学校)名誉教諭、日本名輪会会長などを歴任した。
京都府出身。
戦績=
旧制京都府立京都第一中学校(現在の京都府立洛北高等学校・附属中学校)を経て、将来、医学部の入学を目指すべく、当時医学部の入試科目にドイツ語があったことを理由に東京外事専門学校(現在の東京外国語大学)に入学。
そして、同校在学中に学資資金のためのアルバイトの意味で競輪の世界に入り、1949年6月13日に競輪選手として登録。
登録番号は587である。
デビュー戦は同年7月の鳴尾競輪場で迎え3着。
初勝利は1か月後の同場で挙げる。
同年9月に久留米競輪場で初優勝。
やがてアルバイト感覚では競輪選手は務まらないと考え、東京外国語大学を中退し、競輪選手に専念することになる。
また本人は後に「当時、大卒の初任給の何十倍ものお金を稼げたのだから辞められないよね」とも語っていた。
前人未到の1341勝=
以降は先行を武器にタイトルや勝利を重ね続け、1962年にはミラノで開催された世界選手権自転車競技大会に出場。
1965年12月13日には後楽園競輪場で競輪選手として初めて通算1000勝を達成。
1970年2月には41歳で日本選手権競輪の決勝に進出している。
その後も1981年9月の競走をもって引退するまで通算1341勝を挙げ、同年10月1日に選手登録消除。
この勝 ……
松本勝明さんが亡くなってから、3年と260日が経ちました。(1356日)