ジッロ・ポンテコルヴォ 氏Gillo Pontecorvo
映画監督[イタリア]
2006年 10月12日 死去心不全享年88歳

ジッロ・ポンテコルヴォ(Gillo Pontecorvo, 1919年11月19日 - 2006年10月12日)は、イタリアの映画監督。
ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『アルジェの戦い』の監督として知られる。
来歴=
『アルジェの戦い』の撮影現場。
『アルジェの戦い』の撮影現場。
カメラをのぞくポンテコルヴォ。
第27回ヴェネツィア国際映画祭にて。
妻と、『アルジェの戦い』の原作者・出演者・プロデューサーであるヤセフ・サーディと共に出席した(1966年)。
裕福なユダヤ人の家庭に生まれ、ポンテコルヴォは7人兄弟姉妹の中で育った。
ポンテコルヴォの兄ブルーノ・ポンテコルヴォはニュートリノ物理学の先駆者として国際的に知られた科学者である(第二次大戦後ソ連に亡命した)。
ジッロ・ポンテコルヴォは映画監督、脚本、映画音楽まで兼ねていることがある。
ピサ大学で化学の学位を取った。
彼はそこで政治的に対立している勢力のうち、最初は彼は左派の学生や教授グループに属した。
卒業後、反ユダヤ主義の台頭で彼はフランスに逃れることになる。
彼はイタリアの新聞の海外特派員としてジャーナリズムに入ることができた。
1933年、パリで彼は映画の世界に踏み出すことになる。
彼は数本の短編ドキュメンタリーを制作し、助監督を経験し、たとえば『美しい小さな浜辺』(1948)や『狂熱の孤独』(1954)を監督したオランダ人共産主義者イヴ・アレグレの下についたこともある ……
ジッロ・ポンテコルヴォさんが亡くなってから、18年と339日が経ちました。(6914日)