ノロドム・シアヌーク 氏Norodom Sihanouk
カンボジア前国王[カンボジア]
2012年 10月15日 死去老衰享年91歳
ノロドム・シハヌーク(クメール語: នរោត្ដម សីហនុ, ラテン文字転写: Nôroŭttâm Seihânŭ クメール語発音: [nɔˈroːɗɑm ˈsəjhanu]、1922年10月31日 - 2012年10月15日)は、カンボジア国王(在位:1941年4月25日 - 1955年3月2日、1993年9月24日 - 2004年10月7日)、政治家。
「シアヌーク」という表記は "h" の音を発音しないフランス語式の読み方で、原音に一番近い読み方は「ノロードム・シーハヌ」である。
生涯=
即位=
カンボジア王族ノロドム・スラマリットとシソワット・コサマック妃の息子として、当時フランス領インドシナの一部であったカンボジアのプノンペンで生まれた。
1941年、同じくフランス領インドシナの一部であったベトナムのサイゴン(現ホーチミン市)に留学中であったが、祖父のシソワット・モニヴォン国王(コサマック妃の父)の崩御に伴い、請われて帰国し、18歳で即位した。
カンボジアの王家はノロドム王(在位1840年 - 1904年)を祖とするノロドム家とシソワット王(在位1904年 - 1927年、ノロドム王の弟)を祖とするシソワット家に分かれ、王位継承に当たって両家の間で争われた。
しかし、1941年当時カンボジアを含むフランス領インドシナの最高実力者であったフランス領インドシナ総督ジャン・ドゥクーの裁定により、シハヌークの即位が決定した。
この背景には、シハヌークがノロドム、シソワット両家の血筋を引いている(シハヌークは両国王の曾孫にあたる)こと ……
ノロドム・シアヌークさんが亡くなってから、12年と37日が経ちました。(4420日)