佐古正人 氏(さこまさと)
俳優[日本]
(旧芸名・佐古雅誉)
2003年 1月11日 死去舌がん享年58歳
佐古 正人(さこ まさと、1946年〈昭和21年〉11月9日 - 2003年〈平成15年〉1月11日)は、日本の男性俳優、声優。
経歴=
昭和21年(1946年)、山口県岩国市に生まれる。
父は同市にある宇津神社宮司の佐古利正で、同社で生まれ育った。
中央大学文学部英文学科中退。
劇団雲に入団して俳優生活をスタート。
その後、演劇集団 円の設立に参加する。
シェイクスピア劇など、舞台を中心に活動を行う傍ら、テレビドラマ出演。
1980年代からは洋画の吹き替え、アニメの声優としても活躍。
吹き替えではゲイリー・オールドマンの初期作品の担当で知られた。
一時期、芸名を佐古 雅誉(読み同じ)としていたが、その後元に戻した。
2000年7月に舌癌を発症し入院する。
この時点で2年先まで仕事の予定が入っていたが治療のため全てキャンセルし、当時演じていた持ち役は全て降板した。
2年半に及ぶ闘病生活の末、2003年1月11日、山口県岩国市内の病院で死去。
56歳没。
人物=
声優としては深みのある美声で、正義派から悪役までこなす本格派であった。
趣味はフルート、特技は剣道(4段)。
元文学座の女優、声優として活動する佐古真弓は長女。
生前は吹き替えの持ち役であるゲイリー・オールドマンを敬愛しており、オールドマンの声を担当する事を誇りにしていたという。
後任=
佐古の降板及び没後、持ち役を引き継いだ声優は以下の通り。
後任
役名
作品
後任の初出演
備 ……
佐古正人さんが亡くなってから、21年と315日が経ちました。(7985日)