恵空(えくう)
浄土真宗僧侶[日本]
(享保6年12月8日示寂)
1722年 1月24日 死去享年79歳
江戸前期の真宗の僧。近世東本願寺学事の創始者で,学寮初代講師として有名。近江国善立寺 信空と妙善の子。字は得岸。天台宗の学問を志し,寛文1(1661)年比叡山にのぼるが,真宗への因縁を感じて山をおり,河内国(大阪府)光徳寺で法務の傍ら修学する。同9年ごろに高木宗賢の援助を得て,京都で真宗の学匠円智の門に入る。同10年東本願寺琢如により御堂衆に採用され,御堂給仕と真宗学研鑽に勤める。延宝8(1680)年京都西福寺に入寺,天和3(1683)年には御堂衆の職務を解かれて,講義や著述活動などに専念した。正徳5(1715)年に東本願寺学寮の初代講師に任じられたというが,この時期には講師制度はなく,学寮の講者に採用されただけとの説もある。著書は『無量寿経講義』『叢林集』など多い。<参考文献>『恵空老師行状記』,暁烏敏『恵空講師伝』,『大谷派学事史』。(参照元・朝日日本歴史人物事典)
関連作品
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品名 恵空編節用集大全研究並びに索引 (1975年) (古辞書大系)
販売者 勉誠社発売日 新品価格 ¥5,000中古商品 ¥5,000より -
タイトル 恵空語録: 明治四十二年・識別番号八一九九五四
種別 ペーパーバック著者 - 暁烏敏
- 仏教図書出版部
出版社 Independently publishedページ数 発売日 新品価格 ¥4,400中古商品
恵空が亡くなってから、301年と126日が経過しました。(110066日)