アンカーン・カンラヤーナポン 氏
詩人[タイ]
2012年 8月25日 死去享年87歳
アンカーン・カンラヤーナポン(อังคาร กัลยาณพงศ์,
1926年2月13日 - 2012年8月25日)はタイの詩人。
ナコーンシータンマラート県出身。
略歴=
アンカーンは、1926年2月13日ナコーンシータンマラート県で生まれる。
幼少のころより絵や詩を得意とし、高校時代には困難な定型クローン詩も手がける。
シラパコーン大学絵画・彫刻・版画学部を卒業。
スワンニー・スコンターと交友し、詩作に励んだ。
1972年、サティエンコーセート・ナーカティープ財団より詩人の業績を称え表彰を受けている。
1986年、『詩人の決意』で東南アジア文学賞を受賞。
1989年、国家芸術家の指定を受ける。
2012年8月25日、病気のためバンコクのサミティウェート病院で死去。
86歳没。
作品=
詩集=
『プーカドゥンの歌』1973年
『詩人の決意』1986年
邦訳=
岩城雄次郎 編訳 「アンカーン・カンラヤーナポン」『タイ現代詩選‐アジアの現代文芸[タイ]⑧』財団法人大同生命国際文化基金 1994年 p.42-58。
以下収録5篇
『アユタヤ』
『詩人の決意』
『芸術を蔑する者』1958年
『海を掬い取る奴』1963年
『失恋』1964年
吉岡みね子編訳・タイ国言語・図書協会編『ナーンラム―タイ作家・詩人選集―アジアの現代文芸[タイ]⑥』財団法人大同生命国際文化基金 1990年 p.339-343。
『世界にかける花環』1980年
アンカーン・カンラヤーナポンさんが亡くなってから、12年と88日が経ちました。(4471日)