ロドニー・キング 氏
犯罪者[アメリカ]
(ロス暴動の発端となる事件を起こす)
2012年 6月17日 死去享年47歳
ロドニー・グレン・キング(Rodney Glen King, 1965年4月2日 - 2012年6月17日)は、ロサンゼルス暴動のきっかけとなる暴行事件で被害者となったアフリカ系アメリカ人の男性。
ロドニー・キング事件=
→詳細は「ロサンゼルス暴動 § ロドニー・キング事件」を参照
1991年3月3日、ロドニー・キングはロサンゼルス市内を運転中、スピード違反容疑で警察車両から停車を指示される。
強盗罪で懲役刑を受けた後の仮釈放中だったキングは、再収監されることを恐れて逃亡。
警察が追跡ののち強制停車させると、車から降りたキングを警官らが取り囲んで激しい暴行を加えた。
この警官らは、後に過剰対応の容疑で逮捕され起訴される。
裁判で警官側は、キングが酒に酔っており指示に従わず、また警官の1人に対して反抗的な態度を取ったためと証言しているが、一方のキング側は一貫して無抵抗で指示に従ったと主張している。
いずれにしても地面に倒れ込んだキングに警官が集団で加えた暴行は苛烈を極めた。
キングはあごと鼻を砕かれたほか、脚と腕の重度骨折・眼球破裂などの重傷を負った。
この光景をたまたま近隣住民が撮影しており、全米のニュースとして取り上げられた。
このころアメリカでは「警官による暴力」が黒人の死亡原因の第4位に上がるなど、人種対立が社会問題化していたためにこのニュースも黒人社会を中心に強い批判を浴びた。
暴行を加えた警官らは、約1年後に裁判で全面無 ……
ロドニー・キングさんが亡くなってから、12年と157日が経ちました。(4540日)