生田正輝 氏(いくたまさき)
社会学者[日本]
2012年 5月7日 死去肺炎享年90歳
生田 正輝(いくた まさき、1923年2月6日 - 2012年5月7日)は、日本の社会学者・大衆伝達学者。
学位は、法学博士(慶應義塾大学・1960年)。
慶應義塾大学名誉教授。
勲二等旭日重光章受章。
経歴=
兵庫出身。
1941年慶應義塾大学予科入学、1943年学徒動員にて応召、1944年陸軍延吉予備士官学校卒業、1945年復員復学、1947年9月慶應義塾大学法学部政治学科卒業。
10月助手、1951年助教授、1957年教授、1960年「マス・コミュニケーションの諸問題」で法学博士の学位を取得。
同年ハーバード大学訪問研究員、1969年慶應義塾常任理事、1972年塾長代理、1973年慶應義塾大学新聞研究所長、1977年慶應義塾大学法学部長、1988年定年、慶應義塾大学名誉教授、常磐大学教授、1979年日本新聞学会会長、1991年郵政省(現総務省)電波監理審議会会長、2000年勲二等瑞宝章受章、2012年逝去(89歳)。
著書=
『マス・コミュニケーションの諸問題』慶応通信 1957
『マス・コミュニケーションの研究』慶応通信 1968
『新聞を斬る』サンケイ出版 1978
『コミュニケーション論』慶応通信 1982
『新聞報道のあり方 その問題点を衝く』慶応通信 1986
『回想五十年慶應義塾と私』慶應義塾大学出版会 2007
共編著
『放送研究入門』日本放送協会放送文化研究所放送学研究室編 日本放送出版協会、1964
『日米間のコミュニケーション・ギャップ』辻村明共編著 慶應通信 国際コミュニケーション日米共同プロジェクト 1981
論文=
Cinii
生田 正輝氏(いくた・まさき=慶応大学名誉教授・マスコミュニケーション論)7日午前0時5分、肺炎のため東京都稲城市の病院で死去、89歳。兵庫県出身。葬儀は近親者のみで行う。喪主は妻文子(ふみこ)さん。
生田正輝さんが亡くなってから、12年と198日が経ちました。(4581日)