チャールズ・コルソン 氏
キリスト教伝道者、評論家、元大統領特別補佐官[アメリカ]
2012年 4月21日 死去脳出血による合併症享年80歳
“チャック”チャールズ・ウェンデル・コルソン(Charles "Chuck" Wendell Colson, 1931年10月16日 - 2012年4月21日)は、アメリカ合衆国のキリスト教右派指導者・キリスト教伝道者・評論家・作家。
1969年から1973年までリチャード・ニクソン大統領の特別補佐官を務め、ウォーターゲート事件を発端とする一連の事件で有罪となり収監されたことで知られる。
1974年にウォーターゲート事件への関与により大陪審に起訴された7人の大統領側近(いわゆる Watergate Seven =「ウォーターゲートの七人」)の一人であり、事件に直接関わる不法侵入や隠蔽工作では有罪を免れたものの、他の審理に関する司法妨害で有罪を認めた。
1973年にキリスト教に回心した後、1から3年の実刑判決(不定刑期)を受けアラバマ州マクスウェル刑務所に7か月間服役した。
後半生は刑務所の処遇や法制度を運動対象とした非営利の教役者組織プリズン・フェローシップ (Prison Fellowship) の設立とその活動に捧げられた。
講演や作家活動のほか同団体のキリスト教世界観を広めるメディアとしてウィルバーフォース・フォーラム (Wilberforce Forum) を創設して代表を務め、自身のラジオ番組 "Breakpoint Commentary" を放送した。
またプリズン・フェローシップはジャスティス・フェローシップ (Justice Fellowship) を窓口に司法改革に関する働きかけも実施した。
15の名誉博士号を持ち、1993年には宗教関連で活躍した人物に贈られるテンプルトン賞を授与されている。
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チャールズ・コルソンさんが亡くなってから、12年と214日が経ちました。(4597日)