十川信介 氏(とがわしんすけ)
学習院大学名誉教授・日本近代文学[日本]
2018年 11月18日 死去虚血性心疾患享年83歳
十川 信介(とがわ しんすけ、1936年12月21日 - 2018年11月18日)は、日本文学研究者。
専門は日本近代文学。
学習院大学名誉教授。
来歴=
北海道旭川市出身。
北海道旭川北高等学校を経て、1960年京都大学文学部国文学科卒、1966年、同大学院文学研究科博士課程満期退学。
1967年京都府立大学講師、1968年同助教授を経て、1978年学習院大学教授。
2007年、定年退職、学習院大学名教授。
2008年日本近代文学館副理事長。
2010年より花園大学客員教授。
京大で中村光夫の教えを受け、二葉亭四迷研究を始める。
1981年、『島崎藤村』で亀井勝一郎賞受賞。
2018年11月18日、虚血性心疾患のため、死去。
81歳没。
著書=
『二葉亭四迷論』筑摩書房 1971
『島崎藤村』筑摩書房 1980
『「ドラマ」・「他界」 明治二十年代の文学状況』筑摩書房 1987
『「銀の匙」を読む』岩波書店「岩波セミナーブックス」 1993/岩波現代文庫 2012
『明治文学 ことばの位相』岩波書店 2004
『近代日本文学案内』別冊岩波文庫 2008
『落ち葉のはきよせ 近代文学研究余録』私家版 2009
『島崎藤村 「一筋の街道」を進む』ミネルヴァ書房「日本評伝選」 2012
『夏目漱石』岩波新書 2016
編・解説=
『島崎藤村 鑑賞日本現代文学4』角川書店 1982
『二葉亭四迷全集 別巻』筑摩書房 1993
『藤村文明論集』岩波文庫 1988
『藤村随筆集』岩波文庫 1989
『明治文学回想集』岩波文庫(上下) 1998-1999
『漱石追想』岩波文庫 2016
注=
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十川信介さんが亡くなってから、6年と3日が経ちました。(2195日)