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宮田雅之 氏(みやたまさゆき)

切り絵画家[日本]

1997年 1月5日 死去享年72歳

宮田 雅之(みやた まさゆき、1926年10月30日 - 1997年1月5日)は、東京都出身の切り絵画家。
本名は徳永雅一(旧姓・桑田雅一)。
文豪谷崎潤一郎に見出され、谷崎文学の挿絵画家としてスタートし、「刀勢画」という独創の世界を確立。
日本人初の国連公式認定画家に選任される。
概要= 1枚の紙を1本の刀(とう)で切り出していく宮田独特の刀勢画は、研ぎ澄まされた感性の上に躍動する刀の勢いが、時には大胆・鋭利に、時には繊細・優美な線を織りなし、その完成度において、それまでの「切り絵」の概念を一変させた。
谷崎潤一郎の指名でその著作「雪後庵夜話」の挿絵を手掛けたのが、挿絵画家としてのデビューのきっかけとなった。
NHK大河ドラマ「花の乱」のタイトル画と題字を担当し、37話連続で毎週登場する華麗な新作切り絵が話題を呼んだ。
切り絵はもともと中国で考案され発展した芸術であるが、上海図書館内に「刀勢画・宮田雅之芸術記念庁」、中国美術学院内に「宮田雅之刀勢画研究室」が開設されるなど、宮田作品はその本家中国において第一人者として高く評価されている。
なお、「刀勢画・宮田雅之芸術記念庁」には代表作100余点と画集や装丁本、愛用の刀や思い出の品々が展示されている。
また、海外での評価もすこぶる高く、その作品は国連、ホワイトハウス、バチカン美術館、中国国家迎賓館釣魚台など各国の主要施設に収蔵されている。
特にブラジルにおいて ……

宮田雅之さんが亡くなってから、27年と320日が経ちました。(10182日)

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