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スペンサー・シルバー 氏Spencer Ferguson Silver

化学者[アメリカ]

(ポストイット用の接着剤を開発。)

2021年 5月8日 死去享年81歳

スペンサー・ファーガソン・シルバー3世(Spencer Ferguson Silver III、1941年2月6日 - 2021年5月8日)は、接着剤を専門とするアメリカ合衆国の化学者である。
3M社で、アーサー・フライ(アート・フライ)がポスト・イットを作る際に使用した接着剤を考案したことで知られている。
若年期= スペンサー・ファーガソン・シルバー3世は、1941年2月6日、テキサス州サンアントニオで生まれた。
父のスペンサー・シルバー・ジュニアは会計士、母のバーニス・シルバー(旧姓ウェント)は秘書であった。
アリゾナ州立大学で化学を専攻し、1962年に学士号を取得した後、1966年にコロラド大学ボルダー校で有機化学の博士号を取得した。
その後、3M社の中央研究所で上級化学者として勤務した。
キャリア= シルバーは、3M社の中央研究所で、感圧接着剤の開発を担当する上級化学者としてキャリアをスタートさせた。
1968年、スペンサーは、航空機の製造に使用できる強力な接着剤の開発に着手した。
しかし、その目的は果たせず、最終的に、小さなアクリルの球体でできた「マイクロスフィア」という接着剤を開発した。
この粘着剤は、紙を接着するのに十分で、紙を引き剥がしても破れない程度の接着力を持っていた。
また、何度でも繰り返し使用できた。
この接着剤は、1972年に特許を取得し、「スプレーに適している」と説明された。
シルバーは、この接着剤の用途を見つけるのに長年苦労し、社内の色々 ……

スペンサー・シルバーさんが亡くなってから、3年と197日が経ちました。(1293日)

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