多木久米次郎(たきくめじろう)
実業家、政治家、肥料王[日本]
1942年 3月15日 死去享年84歳

多木化学株式会社(たきかがく、英: Taki Chemical Co., Ltd.)は、兵庫県加古川市に本社を置く、肥料や化学品を製造する企業である。
肥料、水処理薬剤の大手メーカーであり、日本肥料アンモニア協会にも参加する。
会社概要=
日本で初めて人造肥料を開発した企業。
「しき島」「タキポリン」や「マグホス」といった複合肥料製品は、全国の特約販売店を中心に販売されており、その他、園芸とその分野に関連する製品を数多く生産している。
肥料分野では日産化学、三菱化学(現・三菱ケミカル)と並ぶ国内大手メーカーの1社である。
また、土壌改良材でも数多くの製品を持つ。
化学品分野では無機系水処理薬剤を得意とし、ポリ塩化アルミニウム(PAC)は世界トップレベルにあるともに、国内シェアは40%で最大手である。
その他、加古川市別府付近に広大な土地を所有し、不動産事業も展開している。
二本の鍬の柄を重ね合わせたマーク(神代鍬)は同社の登録商標であり、農村部では昔ながらのホーロー看板が店の軒先に取り付けられているところも多い。
戦時中の1944年には、住友化学工業とともに住友精化の設立に参加した。
本社工場と同住所に住友精化があり、多木化学が土地を譲渡している。
その他、能登半島において、人造肥料の原料となる燐鉱の採掘を行っていた時期もあった。
同社の本社が加古川市にあり、隣の姫路市に蔵を構える壺坂酒造に、原料である山田錦を同社 ……
多木久米次郎が亡くなってから、83年と164日が経過しました。(30480日)