酒井忠夫 氏(さかいただお)
中国史学者[日本]
2010年 2月19日 死去多臓器不全享年99歳
酒井 忠夫(さかい ただお、1912年3月25日 - 2010年2月19日)は、日本の中国史学者。
経歴=
出生から修学期
1912年、福井県坂井郡棗村小幡(現・福井市)で生まれた。
東京高等師範学校を経て、東京文理科大学東洋史学科に進学。
1935年に卒業。
中国研究者として
修了後は、中華民国・東亜研究所に勤務。
敗戦で引き揚げ帰国。
太平洋戦争後
1961年、学位論文『中国善書の研究』を東京教育大学に提出して文学博士号を取得。
東京教育大学教授を務め、1975年に定年退官し、東京教育大学名誉教授となった。
その後は、シンガポール南洋大学客員教授。
1976年より立正大学教授を務め、1982年に退任した。
2010年に死去。
著作=
著書
『世界史研究』績文堂出版(新学生研究叢書) 1953
『中国善書の研究』弘文堂 1960
再版 国書刊行会 1972
『詳解世界史 テーブル式』評論社 1965
『精説世界史研究』中教出版 1971
『中国民衆と秘密結社』吉川弘文館(ユーラシア文化史選書) 1992
『中國日用類書史の研究』国書刊行会 2011
著作集
『酒井忠夫著作集』(全6巻) 国書刊行会 1997-2002
1巻 『増補中国善書の研究』1999
2巻 『増補中国善書の研究』2000
3巻 『中国幇会史の研究 紅幇篇』1998
4巻 『中国幇会史の研究 青幇篇』1997
5巻 『道家・道教史の研究』2011
6巻 『近・現代中国における宗教結社の研究』2002
共編著
『世界史精選問題集』編著、績文堂出版 1954
『くわしく学べる中学生の歴史』横山十四男共著、績文堂出版 1959
『 ……
酒井忠夫さんが亡くなってから、15年と87日が経ちました。(5566日)