宮内婦貴子 氏(みやうちふきこ)
脚本家[日本]
2010年 2月16日 死去肺気腫享年78歳
宮内 婦貴子(みやうち ふきこ、1933年2月27日 - 2010年2月16日、本名:杉本婦貴子)は、日本の脚本家。
来歴=
1933年(昭和8年)2月27日、静岡県三島市に生まれる。
元々は小説家になりたかったという。
神奈川県立横浜立野高等学校(入学時は神奈川県立横浜第二高等女学校)を卒業後は人形劇団に入る。
たまたまCM会社に勤務する友人を訪ねると、ちょうどレジスターのCMの台本を書いている時で「あなたもやってみない?」と誘いがあったという。
そこでCMライターになろうと思ったが、どうせなら脚本家を目指せばという話になり、紹介された東宝のプロデューサーから勧められてシナリオ研究所に入所、その後東宝シナリオ研究生を経て日活と契約。
1963年(昭和38年)、映画『どん底だって平っちゃらさ』で脚本家デビュー。
テレビドラマの初仕事は1965年(昭和40年)のフジテレビのドラマ『佃煮の唄』。
その後フリーランスに転向し、数々のドラマ脚本を手がけた。
1976年(昭和51年)に東京から神奈川県湯河原町に居を移す。
2010年(平成22年)2月16日、肺気腫のため死去、76歳没。
主な作品=
テレビドラマ=
コメットさん(1968年 TBS)
いちばん星(1977年前期 NHK 連続テレビ小説)
朱鷺の墓(1973年 フジテレビ ライオン奥様劇場)
雨のしのび逢い(1978年、ANB ポーラ名作劇場)
放浪家族(1975年、毎日放送)
毎日放送 ドラマ30
ある日突然…(1992年、前出「雨のしのび逢い」のリメイク)
命ささえ ……
宮内婦貴子さんが亡くなってから、14年と278日が経ちました。(5392日)