牧野昇 氏(まきののぼる)
技術評論家[日本]
(元三菱総合研究所会長)
2007年 3月2日 死去享年87歳
牧野 昇(まきの のぼる、1921年1月18日 - 2007年3月2日)は、日本の技術評論家。
元三菱総合研究所会長、東京大学工学博士。
人物・経歴=
栃木県出身。
1944年東京帝国大学工学部卒業。
同大学院修士課程修了。
1956年東京大学工学博士。
東大の講師をへて、1951年東京計器製造所(現東京計器及び長野計器)に入社。
在学中に発明したMT磁石の工業化に成功する。
1964年三菱製鋼に移る。
1970年三菱総合研究所の設立に参画し、専務、副社長を経て、1984年会長、1994年相談役。
技術予測、産業政策の論評で知られた。
1999年原子力事故防止のための「NSネット」初代理事長に就任。
出演番組=
ワールドホットライン(文化放送)
著書=
金属の試験と測定の実際 オーム社 1961 (OHM文庫)
世界一に挑む日本の工業技術 アメリカ・ソ連・EECから何を学ぶか 講談社 1963 (ブルーバックス)
機械電気機器材料の選び方 日刊工業新聞社 1964
経営を支える技術戦略 企業のケース・スタディ 実業之日本社 1965
第二次技術革新 企業成長を約束する技術戦略 講談社 1966 (ブルーバックス)
企業をいかす技術開発 外国技術への挑戦 日本経済新聞社 1968 (日経新書)
超技術産業への挑戦 企業未来学入門 日刊工業新聞社 1969
金属 材料革命の展開 日本経済新聞社 1970 (日経サイエンス)
超技術 技術革新の新段階 1971 (中公新書)
プランニング 予測と計画の科学 日本経済新聞社 1972 (ソフトサイエンスシリーズ)
研究開発の知識 1976 (日経文庫)
……
牧野昇さんが亡くなってから、17年と265日が経ちました。(6474日)