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白井佳夫 氏(しらいよしお)

映画評論家[日本]

2024年 10月5日 死去虚血性心疾患享年93歳

白井 佳夫(しらい よしお、1932年4月29日 - 2024年10月5日)は、日本の映画評論家。
来歴= 神奈川県川崎市出身。
1958年早稲田大学第二文学部演劇専修卒業。
キネマ旬報社に入社して編集者として10年在籍、1968-76年『キネマ旬報』編集長を8年半つとめる。
1977年、「キネマ旬報」のオーナーであった大物総会屋・上森子鉄が、竹中労の連載「日本映画縦断」の打ち切りを宣言し、あわせて白井も編集長を解任された(いわゆる「キネマ旬報事件」)。
邦画礼賛派で、黒澤明、山田洋次などを評価する一方、白黒時代の邦画の評価に力を入れる。
1976年から3年間、東京12チャンネルで「日本映画名作劇場」の解説を担当。
1987年から、映画「無法松の一生」(1943年)の、戦前、戦後の二重検閲場面を復元し、各地で公開・講演するパフォーマンスを実施。
湯布院映画祭、徳島テレビ祭、「福祉映画祭 IN NAGOYA」の創設にかかわる。
2002年から3年間、東京芸術大学で特別講義「日本の古典映画」を行う。
2004年文化庁映画賞受賞。
2024年10月5日、虚血性心疾患のため死去。
92歳没。
著書= 『白井佳夫の映画の本』話の特集, 1977年11月 『二十四時間の映画』PHP研究所, 1980年6月 『百恵・友和ディスカッション チャレンジ映画講座』主婦の友社, 1980年8月 『日本映画のほんとうの面白さをご存知ですか?』講談社, 1981年 のちケイブンシャ文庫 『監督の椅子』話の特集, 1981年3月 キネマ旬報特別編集『黒澤明集成III ……

白井佳夫さんが亡くなってから、13日が経ちました。

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