モーリス・ブルグ 氏Maurice Bourgue
オーボエ奏者、作曲家[フランス]
2023年 10月6日 死去享年85歳
モーリス・ブルグ(Maurice Bourgue, 1939年11月6日 - 2023年10月6日)は、フランスのオーボエ奏者、指揮者である。
アヴィニョン出身。
経歴=
シャルル・ミュンシュ (1966年)
1939年、フランスのアヴィニョンに生まれる。
パリ国立高等音楽院にてエティエンス・ボドとフェルナン・ウブラドゥーに師事し、1958年にオーボエで一等賞を、1959年に室内楽で1等賞を得て卒業した。
また、「フランスで初めてオーボエをソリストの楽器にした」と評されたピエール・ピエルロにも師事している。
1964年から3年間、バーゼル交響楽団のソロ・オーボエ奏者を務めたのち、指揮者シャルル・ミュンシュの招きで1967年から1979年にかけてパリ管弦楽団の首席奏者を務め、その後はフリーのソリスト、室内楽奏者として活躍している。
室内楽の演奏団体も設立しており、パリ管弦楽団在籍時の1972年には、同オーケストラのメンバーからなるモーリス・ブルグ管楽八重奏団(編成はオーボエ、クラリネット、ホルン、バスーン各2名ずつ)を、退団後の1988年にはモーリス・ブルグ・トリオ(メンバーは何度か交代しており、2011年からはピアニストの今井喜美子、ファゴット奏者のセルジオ・アッツォリーニがメンバーである)を結成している。
また、1980年代からは指揮者としても活躍している。
ヤン・ディスマス・ゼレンカ、トリエベール、アンドレ・ジョリヴェ、パヴェル・ハースらの作品の演奏を通し、「オーボエの名曲の発掘と ……
モーリス・ブルグさんが亡くなってから、1年と47日が経ちました。(412日)