ジョアン・ドナート 氏João Donato
ジャズ・ボサノバ ピアニスト[ブラジル]
2023年 7月17日 死去享年90歳
ジョアン・ドナート・ジ・オリヴェイラ・ネト(ポルトガル語: João Donato de Oliveira Neto、1934年8月17日 - 2023年7月17日)は、ブラジルのミュージシャン。
経歴=
1934年にアマゾン奥地のアクレ州で生まれ、その後リオデジャネイロ州に移り住む。
10代の頃にはアコーディオンを演奏したり作曲したりもしていた。
1949年、15歳のときに初録音。
1950年代=
20歳頃にはピアノの演奏をし始め、トロンボーンもマスター。
1956年、オデオン・レコードにファースト・アルバムである「シャ・ダンサンチ(Cha Dançante)」を録音。
1959年に渡米。
元々スタン・ケントンにあこがれていた彼は、カルフォルニアで生活を始める。
ティト・プエンテらのバンドに参加し、曲を提供するなどしていた。
1960年代=
彼は1963年にブラジルに一時帰国、ピアノ・トリオとパーカッションの組み合わせでポリドール・レコードに「ムイト・ア・ヴォンターヂ」と「ア・ボッサ・ムイト・モデルナ」の2枚を録音。
その後、ジョアン・ジルベルトと共にイタリアをツアーし、1965年、アメリカに「ザ・ニュー・サウンド・オブ・ブラジル」を録音するなどした。
1970年代の初期=
ボサノヴァ・ブームも去った1970年、ドナートは「ア・バッド・ドナート」を録音。
このサウンドは後に「クロスオーバー/フュージョン」の名で呼ばれることになる。
この後、13年間アメリカに滞在していたドナートはブラジルに帰国。
そして1973年、オデ ……
ジョアン・ドナートさんが亡くなってから、1年と128日が経ちました。(493日)