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伊藤正 氏(いとうただし)

ジャーナリスト[日本]

(元 産経新聞中国総局長)

2022年 5月2日 死去誤嚥性肺炎享年83歳

伊藤 正(いとう ただし、1940年6月2日 - 2022年5月2日)は、日本のジャーナリスト。
産経新聞特別記者兼論説委員。
前中国総局長。
中国報道で知られる。
略歴= 埼玉県春日部市出身。
東京外国語大学中国語科卒業後、共同通信社に入社し、外信部記者として香港、北京、ワシントンの特派員を務める。
共同通信社時代の北京赴任は1974年から1977年、1987年から1991年の2回にわたり、2度の天安門事件(四五天安門事件、六四天安門事件)をいずれも現地で取材した唯一の西側諸国記者とみられている。
最初の北京赴任から帰国後、四五天安門事件や四人組政変など中国情勢をめぐる分析記事を雑誌メディアを中心に数多く発表。
また中国社会の実相を伝えるルポルタージュを『チャイナ・ウォッチング』(1981年)、『チャイナ・レビュー』(1981年)、『中国の失われた世代』(1982年)などの書籍にまとめた。
当時の中国は対外開放に向け舵を切りつつあったものの、海外メディアに対する取材制限は未だ厳しく、特に一般大衆に対する取材は全く許可されていないという状況だっただけに、大衆の生の声を地道に取材したこれらのルポルタージュは広く注目を集めた。
その後1983年から1986年まで特派員としてワシントンに赴任、1987年より北京支局長として再び北京に赴任した。
在任中の1989年に六四天安門事件に遭遇、共同通信社北京支局も入居する外国人居住区が中国人民解放軍部隊による包囲・銃撃 ……

伊藤正さんが亡くなってから、2年と203日が経ちました。(934日)

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