ジミー・ウォング 氏Jimmy Wang-Yu
俳優、映画監督[台湾]
2022年 4月5日 死去享年80歳
ジミー・ウォング(王羽, 中国語: 王羽、本名: 王正権, 繁: 王正權; 簡: 王正权 1943年3月18日 - 2022年4月5日)は、台湾の俳優、映画監督、プロデューサー、脚本家。
経歴=
1943年3月18日、上海の裕福な家庭に生まれる。
子供のとき、一家は香港に移住した。
高校・上海体育学院(現在の上海体育大学の前身)時代には水泳や水球の選手として活躍していたが、試合中の乱闘事件により選手資格を剥奪されてしまう。
その後、新聞に掲載されていた香港の映画会社ショウ・ブラザーズ社のオーディションに応募したところ見事合格。
1964年、チャン・チェ監督の『虎侠殲仇』にて俳優デビューを飾る。
67年には『片腕必殺剣(原題:獨臂刀)』のヒットにより香港映画界きっての大スターへと成長し、東南アジアでは“天皇巨星”と謳われるほどの人気を博す。
なお、以降も何度も演じあたり役となった「片腕の武芸者」は、金庸の武侠小説の影響だという。
70年には自身初の監督・脚本・主演を担当した『吼えろ!ドラゴン 起て!ジャガー(原題:龍虎鬥)』が大ヒットし、のちの香港カンフー映画ブームの基礎を築いたといわれている。
1970年 ショウ・ブラザーズ社から独立したレイモンド・チョウ率いるゴールデン・ハーベスト社に移籍。
71年には勝新太郎と競演した『新座頭市・破れ!唐人剣』、72年には伝説的なカルト映画『片腕ドラゴン(原題:獨臂拳王)』に主演する。
一方で実生活でのト ……
ジミー・ウォングさんが亡くなってから、2年と230日が経ちました。(961日)