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リュック・モンタニエ 氏Luc Antoine Montagnier

ウイルス学者[フランス]

(HIVの発見により、ノーベル生理学・医学賞受賞)

2022年 2月8日 死去享年90歳

リュック・モンタニエ - ウィキペディアより引用

リュック・アントワーヌ・モンタニエ(仏: Luc Antoine Montagnier、1932年8月18日 - 2022年2月8日)は、フランスのウイルス学者である。
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の発見により、フランソワーズ・バレ=シヌシ、ハラルド・ツア・ハウゼンとともに2008年ノーベル生理学・医学賞を受賞した。
パリのパスツール研究所で研究員、中国の上海交通大学で専任教授を務めた。
後年は疑似科学に傾倒し、ホメオパシーや「希釈したDNAは水にコピーされてテレポーテーションする」などの科学的に通用しない理論や根拠のないワクチン反対論を唱え、科学界から異端視されて権威を失った。
COVID-19のパンデミックの際は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は人為的に作られ、研究室から流出したものであるという説や、変異株の発生はワクチンが原因だとする誤った説を唱えた。
このような主張は、他のウイルス学者からは否定され、科学界での孤立を深めたが、反ワクチン派の間では大きな人気を集めた。
モンタニエは、ノーベル賞受賞という地位を利用して、「自分の専門外のことについて危険な健康メッセージを広めている」として非難され、反科学的な理論を擁護する姿勢から、ノーベル症と呼ばれる現象の一例として挙げられている。

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