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額田やえ子 氏(ぬかだやえこ)

翻訳家[日本]

2002年 4月9日 死去享年76歳

額田 やえ子(ぬかだ やえこ 、1927年12月13日 - 2002年4月9日)は、東京出身の英語翻訳家、吹き替え字幕翻訳家。
映画翻訳家協会会員。
父は劇作家・小説家の額田六福。
本名・渡辺弥栄子。
夫は英米文学翻訳家・渡辺栄一郎。
来歴= 東京府青山師範学校附属小学校(現・東京学芸大学附属世田谷小学校)から立教女学院をへて1944年日本女子大学国語学科に入学、母の同期生だった茅野雅子に学び、敗戦後1948年に卒業。
アテネ・フランセで英語を学び、高等科を卒業、1952年、南部圭之助の秘書としてスタア社に入り、映画雑誌『スタア』の編集に4年間携わり、1956年からテレビ映画の吹き替えの翻訳を始める。
『刑事コロンボ』など、テレビドラマ等の吹き替え(アテレコ)の翻訳や、小説の翻訳などで知られている。
代表作の『刑事コロンボ』はNHK放送時のシーズン2以降から担当し、放映権が日本テレビに移った後も引き続き担当した。
人気を博した、コロンボの独特のしゃべり方や、「ウチのカミサン」等は、額田の独創によるものである。
「かみさん」は、動物文学者の小林清之介が使っていたのを借用したものだという。
シェイクスピアなどの翻訳で知られる松岡和子は義理の従妹にあたり、松岡は額田の紹介で戯曲の翻訳を手がけるようになったという。
グロービジョン制作、音響監督の左近允洋と組んだ仕事が多く、『コロンボ』以外にも『エクスカリバー』や『ブルース・ブラザ ……

額田やえ子さんが亡くなってから、22年と226日が経ちました。(8262日)

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