竹盛天雄 氏(たけもりてんゆう)
早稲田大学名誉教授・日本近代文学[日本]
2019年 11月27日 死去享年92歳
竹盛 天雄(たけもり てんゆう、1928年8月23日 - 2019年11月27日)は、日本の日本文学研究者。
専門は近代文学で、森鷗外や永井荷風などを研究した。
本名・竹盛 天勇(たけもり てんゆう)。
早稲田大学名誉教授。
広島県比婆郡生まれ。
1943年森永契天のもとで禅門得度し、天勇と改名。
1947年駒澤大学予科入学、1952年早稲田大学第一文学部文学科国文学専修卒業。
卒業後は群馬県立前橋商業高等学校や経過高等学校の教員を務め、1967年早稲田大学専任講師。
1970年同助教授。
1999年3月定年退職。
名誉教授。
1991年から『国文学 解釈と鑑賞』に「鷗外 その出発」を長期連載。
著書=
『鷗外 その紋様』小沢書店 1984
『介山・直哉・龍之介 1910年代孤心と交響』明治書院 1988
『漱石文学の端緒』筑摩書房 1991
『明治文学の脈動 鷗外・漱石を中心に』国書刊行会 1999
編著=
『夏目漱石必携』学燈社 1981
『夏目漱石必携 2』学燈社 1985
『森鷗外必携』学燈社 1990
『新・現代文学研究必携』学燈社 1993
『講座森鷗外』全3巻 平川祐弘,平岡敏夫共編、新曜社、1995-1997
『學藝小品 森鷗外/稲垣達郎』明治書院 1999
竹盛天雄さんが亡くなってから、4年と360日が経ちました。(1821日)