川上武 氏(かわかみたけし)
医師[日本]
2009年 7月2日 死去多臓器不全享年85歳
川上 武(かわかみ たけし、1925年11月20日 - 2009年7月2日)は、日本の医師、医事評論家。
経歴=
山梨県出身。
順天堂医学専門学校(現順天堂大学)卒業。
社会福祉法人康和会久我山病院、杉並組合病院、医療法人財団健和会柳原病院など民間の地域医療機関に勤務し、労働者の集団検診にとりくんだ。
医療をめぐる問題を社会科学的に分析し、矛盾を追及した。
単著=
『日本の医者 : 現代医療構造の分析』勁草書房 1961
『現代日本医療史 : 開業医制の変遷』勁草書房 1965.2
『医療の論理 : 医者と患者の間』勁草書房 1965.11 科学論・技術論双書 7
『内科往診学』医学書院 1967
『日本医療の課題 : 臨床医の視角』勁草書房 1967.6
『医学と社会 : 科学的精神とヒューマニズム』勁草書房 1968.11
『市民の医学 : 医療入門』勁草書房 1970
『いのちを守る : 医者のたたかい』筑摩書房 1971.8 ちくま少年図書館 14 . 社会の本
『医療と人権 : 医療の新たな課題』勁草書房 1971
『現代医療論 : 医療にとって技術とは』勁草書房 1972.5
『現代の医療問題』東京大学出版会 1972.6 UP選書 97
『医療と福祉 : 現代資本主義と人間』勁草書房 1973.11
『戦後医療の30年 : 概観・図説・年表』日本評論社 1975.11 からだの科学 臨時増刊
『人生のなかの病気 : 現代養生訓』筑摩書房 1975.10
『医療復権のために : 開業医・チーム医療・医療史』勁草書房 1975.6
『転換期の医療 : 低成長下の医療問題』勁草書房 1976 ……
川上武さんが亡くなってから、15年と142日が経ちました。(5621日)