阿部岩夫 氏
詩人[日本]
2009年 6月12日 死去肺炎享年75歳
阿部 岩夫(あべ いわお、本名:阿部 岩男、1934年1月20日 - 2009年6月12日)は日本の詩人。
人物=
山形県鶴岡市生まれ。
法政大学文学部日本文学科卒業。
若いころは政治運動に身を投じた。
代表的な詩集として、獄舎につながれた肉体的・精神的苦痛から幻影をみる詩集『眼の伝説』、『不覇者』(1982年第15回小熊秀雄賞受賞作)、故郷庄内地方の即身仏信仰をテーマとした『月の山』、難病に陥った中で病者の意識を追う迫力に満ちた作品『ベーゲェット氏』などがある。
『べーゲェット氏』は1989年高見順賞を受賞した。
新日本文学会の日本文学学校の講師も務め、教え子に伊藤比呂美がいる。
詩集=
『朝の伝説』国文社 1975年
『少年の鳥』朔人社 1976年
『眼の伝説』国文社 1979年
『不羈者』 1981年
『月の山』書肆山田 1983年
『青雨。
我老林』れんが書房新社 1985年
『十月十日、少女が』思潮社 1986年
『阿部岩夫詩集』思潮社・現代詩文庫 1987年
『草草行』書肆山田 1987年
『ベーゲェット氏』思潮社 1988年 高見順賞
『月の人』思潮社 1992
外部リンク=
^ 阿部岩夫氏死去(詩人) - 時事通信(2009年6月30日閲覧)
^ a b “阿部岩夫氏死去/詩人”. 四国新聞社. 2022年5月5日閲覧。
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阿部岩夫さんが亡くなってから、15年と162日が経ちました。(5641日)