トマス・A・スタイツ 氏Thomas Arthur Steitz
生化学者[アメリカ]
(ノーベル化学賞受賞)
2018年 10月9日 死去享年79歳
トマス・アーサー・スタイツ(Thomas Arthur Steitz, 1940年8月23日 - 2018年10月9日)は、アメリカ合衆国の生化学者。
イェール大学およびハワード・ヒューズ医学研究所にてスターリング分子生物物理学・生化学教授。
2009年、リボソームの構造と機能に関する研究の功績によりノーベル化学賞をヴェンカトラマン・ラマクリシュナン、アダ・ヨナスと共同受賞した。
経歴=
ウィスコンシン州のミルウォーキーに生まれる。
学部時代にローレンス大学で化学を学んだ後、ハーバード大学に進学し、1966年には生化学・分子生物学で博士号を取得した。
ケンブリッジ大学のMRC分子生物学研究所でジェーン・コフィン・チャイルズ博士研究員職に就任し、1967年から1970年までポスドク研究員として勤務した。
また、メイシー・フェローとしてゲッティンゲン大学で1976年から1977年まで研究活動を行った他、1984年から1985年までカリフォルニア工科大学でフェアチャイルド・スカラーとして勤務した。
妻ジョーン・A・スタイツ(en:Joan A. Steitz)もまた、イェール大学のスターリング分子生物物理学・生化学教授を務めている。
コネチカット州ブランフォードで死去。
主な受賞歴=
1980年 ファイザー酵素化学賞
2000年 ローゼンスティール賞
2001年 ニューカム・クリーブランド賞
2006年 慶應医学賞
2007年 ガードナー国際賞 「ペプチジルトランスフェラーゼによる反応がRNA触媒反応であることを突き止めたリボソームの構造機能研究」 ……
トマス・A・スタイツさんが亡くなってから、6年と43日が経ちました。(2235日)