鷲尾雨工(わしおうこう)
作家[日本]
1951年 2月9日 死去享年60歳
鷲尾 雨工(わしお うこう、本名:鷲尾 浩、1892年4月27日 - 1951年2月9日)は日本の小説家。
来歴=
新潟県西蒲原郡黒鳥村(現・新潟市西区黒鳥)生まれ。
新潟県立小千谷中学校、早稲田大学英文科卒業。
作家を志し、学生時代にはダヌンツィオの『フランチェスカ・ダ・リミニ』を翻訳出版。
卒業後、直木三十五と冬夏社を立ち上げ経営するも関東大震災により半年で倒産。
『吉野朝太平記』で第二回直木賞受賞。
代表作に『明智光秀』『甲越軍記』などの歴史小説がある。
ペンネームは夫人が『南総里見八犬伝』から得たもの。
著書=
吉野朝太平記 全6巻 春秋社 1935、のち富士見書房時代小説文庫、誠文図書 全5巻 ほか
小説 明智光秀 春秋社 1938
明智光秀 老の坂わかれ路 恒文社 1995
剣豪物語 春秋社 1938
日本剣豪伝 富士見書房 1992.11 (時代小説文庫)
関ケ原 序篇・本篇 春秋社 1938-39
関ヶ原(上下)恒文社 1996
伊逹政宗 大日本雄辯會講談社 1939
覇者交代 大日本雄弁会講談社 1940
織田信長 歴史小説安土・桃山 春秋社松柏館 1941 浪速書房 1965、のち富士見書房時代小説文庫 ほか
黒田如水 博文館文庫 1941
黒田官兵衛 河出文庫 2013.7
若き家康 大日本雄辯會講談社 1941
若き日の家康 竹千代と吉法師 恒文社 1995
大楠公 大日本雄辯會講談社 1942
戦国麗女伝 大都書房 1942
新編太平記 昭和書房 1942
合戦川中島 鷲尾雨工傑作短編集 室戸書房 1942
甲越軍記 謙信と信玄 恒文社 1994.12
日本人百話 蒼生社 1942
東海片割れ月 蒼生社 1942
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鷲尾雨工が亡くなってから、73年と286日が経過しました。(26949日)