玉木明 氏(たまきあきら)
ジャーナリスト[日本]
2018年 9月23日 死去肺炎享年79歳
玉木 明(たまき あきら、1968年 - )は、日本郵便株式会社の主任切手デザイナー。
2019年現在日本に8人いる切手デザイナーの一人であり、これまでに約150件の郵便切手のデザインを手がけている。
来歴=
三重県鳥羽市に生まれる。
三重県立宇治山田高等学校卒業後、愛知県立芸術大学に進学、グラフィックデザインを学んだ。
就職先を選ぶ頃はバブル景気で、広告に関する仕事に就くことを考えていたが、師事していた先生から郵便切手のデザイナーの募集がある事を聞かされた。
試験に合格し、1991年に国家公務員として当時の郵政省に入省。
「技芸官」に就任した。
1993年に、「農業試験研究100年記念切手」で初めてデザインが採用された。
ウェブサイトのインタビューでは、「特に切手を集めていたこともなく、はじめから知識があるわけではなかった。
広告やパッケージに比べると郵便切手は世の中に出回る期間が長く、郵便がある限りずっと残っていくところが面白そうだと感じた」、「例えるなら、切手は手紙に添える薬味。
選び方で味わいが豊かになる。
切手は言語化されない情報を盛り込めるメディアであり、SNSにはない機能である」と述べている。
作品=
デビュー作となった「農業試験研究100年記念切手」は、1893年に日本に国立農事試験場が開設されてから100周年を記念し、1993年11月17日に発行された。
表面にはイネの花が図案化されている。
額面は62円で、2500万枚が発行 ……
玉木明さんが亡くなってから、6年と59日が経ちました。(2251日)