奥平康弘 氏(おくだいらやすひろ)
憲法学者[日本]
2015年 1月26日 死去急性心筋梗塞享年87歳
奥平 康弘(おくだいら やすひろ、1929年(昭和4年)5月19日 - 2015年(平成27年)1月26日)は、日本の法学者(憲法〈表現の自由及びアメリカ合衆国憲法〉)。
エッセイスト。
東京大学名誉教授。
人物=
北海道函館市生まれ。
鵜飼信成と宮澤俊義の弟子。
法学界・法曹界に止まらず、広く影響力を有する法学者だった。
九条の会の呼びかけ人の一人で、エッセイも多数執筆。
日本ビデオ倫理協会評議員、自由人権協会評議員も務めた。
「学者」という呼称を敬遠し、大学を離れて以降、「憲法研究者」という肩書きを名乗ることが多かった。
奈良県医師宅放火殺人の供述調書漏洩事件をうけて講談社が2007年に設置した第三者委員会である『僕はパパを殺すことに決めた』調査委員会の委員長を務めた。
ヘイトスピーチ問題について、「処罰ではなく文化力の形成を」と処罰規定に反対姿勢を示していた。
2015年1月26日、急性心筋梗塞のため東京都内の自宅で死去した。
85歳没。
学歴=
北海道庁立函館中学校(現・北海道函館中部高等学校)卒業
1950年 - 旧制弘前高等学校(現・弘前大学)卒業
1953年 - 東京大学法学部法律学科卒業
1962年 - ペンシルベニア大学ロースクール修了、比較法学修士
職歴=
1953年 - 東京大学社会科学研究所助手
1957年 - 専修大学法学部講師( - 1959年)
1961年 - 名古屋大学法学部助教授
1966年 - 東京大学社会科学研究所助教授
1970年 - オーストラリア国立大学国際関係部門客員 ……
奥平康弘さんが亡くなってから、9年と300日が経ちました。(3587日)