スヴェレ・フェーン 氏Sverre Fehn
建築家[ノルウェー]
2009年 2月23日 死去享年86歳
スヴェレ・フェーン(Sverre Fehn、1924年8月14日 - 2009年2月23日)はノルウェー・コングスベルグ出身の建築家。
第二次世界大戦の後にオスロ建築大学で建築を学んだ。
1952‐53年にかけてモロッコを旅行、その土着の建築に深い感銘を受ける。
パリに渡りジャン・プルーヴェのスタジオに2年勤務する。
1954年にノルウェーに戻って自分の事務所を設立、1958年のブリュッセル万博のノルウェー館を手がけたことによって国際的に注目されるようになる。
1960年代にはヴェネツィア・ビエンナーレの北欧館とハマールのヘドマルク博物館を手がけた。
1997年にはプリツカー賞とハインリヒ・テセナウ金メダルを受賞。
2004年末から2005年初頭にかけて世界巡回展が東京芸術大学でも開催された。
作品=
ブリュッセル万博ノルウェー館(1958年)
ヴェネツィア・ビエンナーレ北欧館(1962年)
ヴィラ・ノルチェヴィンク(1963年)
ボラーのコミュニティーセンター(1972年、ノルウェー、オスロ)
聴覚障害児童のための学校(1977年、ノルウェー、オスロ)
ヘドマルク博物館(1988年、ノルウェー、ハマル)
ヴィラ・ブスク(1990年)
氷河博物館(1991年、ノルウェー、フィヤールラン)
アウクルスト博物館(1995年、ノルウェー、アルヴダール)
ノルウェー建築博物館(2007年)
参考文献=
Kenneth FramptonStudies in Tectonic Culture: The Poetics of Construction in Nineteenth and Twentieth Century Architecture (The MIT Press, Cambridge, Mass., 1997)
ケネス・フランプトン ……
スヴェレ・フェーンさんが亡くなってから、15年と271日が経ちました。(5750日)