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安蘇谷正彦 氏(あそやまさひこ)

神道学者[日本]

2025年 2月7日 死去享年86歳

安蘇谷 正彦(あそや まさひこ、1940年11月30日 - 2025年2月7日)は、日本の神道学者。
國學院大學元学長。
栃木県佐野市出身。
略歴= 栃木県佐野市田沼町(生誕時は単独町制)にある一瓶塚稲荷神社の宮司の家系に生まれ、國學院大學文学部神道学科に進学。
同大学大学院の修士課程修了後にフルブライト・プログラムにより渡米し、米国でも修士号を取得。
帰国後には國學院大學に戻って博士課程に進み、満期退学後はそのまま専任講師から教授へと進んだ。
この間、1990年(平成2年)には学位論文『神道の生死観 : 神道思想と「死」』により同大学より文学博士号を授与されている。
2002年(平成14年)、同大学が文学部神道学科を改組し全国初の「神道文化学部」を設置した際には、安蘇谷が初代学部長として選任された。
その2年後、2004年(平成16年)には同大学の学長に選任され、7年間務めた後の2011年(平成23年)に退任し、同大学の名誉教授となった。
退任後は実家の一瓶塚稲荷神社に戻り、宮司を務めていたが、その後に息子で歯科医の安蘇谷幸治に同職を譲っている。
2018年(平成30年)には秋の叙勲で瑞宝中綬章を受章している。
2025年(令和7年)2月7日に死去(帰幽)。
一瓶塚稲荷神社は同神社で最も大きな祭礼の一つである初午祭を3月8日から3月9日までに控えていたことから、安蘇谷の死去は祭礼終了後の3月11日に同神社がThreadsに持つアカウントからの投稿で公表された。
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安蘇谷正彦さんが亡くなってから、54日が経ちました。