フランク・R・パウルFrank Rudolph Paul
イラストレーター[アメリカ]
1963年 6月29日 死去享年80歳
フランク・ルドルフ・パウル(Frank Rudolph Paul, 1884年4月18日 - 1963年6月29日)は、アメリカ合衆国のイラストレーター。
パルプ雑誌において、サイエンス・フィクションのイラストを手がけた。
オーストリアのウィーン生まれ。
ニュージャージー州ティーネック (Teaneck) で没。
姓の表記はポールとする資料もある。
自身もまたルクセンブルクからの移民であったヒューゴー・ガーンズバックに見出され、黎明期のSF雑誌の表紙絵・挿絵の両方を描き、強い影響力を持った。
作品=
『アメージング』誌1927年8月号の表紙
パウルの作品の特徴は、劇的な構成(しばしば巨大な機械、ロボット、宇宙船を含む)、明るい(もしくは華美とすら言える)色使い、そして人間の顔(特に女性の顔)を描く能力の欠如である。
また、若いころに受けた建築学上の訓練も、作品に影響を与えている。
契約により、1926年4月から1929年6月にかけて『アメージング・ストーリーズ』38巻ぶんの表紙を描いた。
1929年にガーンズバックが『アメージング・ストーリーズ』を手放して『エア・ワンダー・ストーリーズ』、『サイエンス・ワンダー・ストーリーズ』、『ワンダー・ストーリーズ』などを創刊すると、パウルはガーンズバックにしたがって『アメージング』誌を離れ、これらの新雑誌でイラストを描いた(1929年6月から1936年4月の期間に103のカラー表紙を描いた)。
また、パウルは『プラネット・ストーリーズ』、『スー ……
フランク・R・パウルが亡くなってから、61年と146日が経過しました。(22426日)