坂本慶一 氏(さかもとけいいち)
農業経済学者[日本]
2017年 3月24日 死去肺炎享年93歳
坂本 慶一(さかもと けいいち、1925年5月20日 - 2017年3月24日)は日本の経済学者。
京都大学名誉教授。
農業経済学を専門とし、農政問題について活発に発言した。
またフランスの初期社会主義研究でも知られる。
経歴=
1925年、青森県で生まれた。
京都大学農学部農林経済学科で学び、戦後の1951年に卒業。
1953年よりベルギーに留学。
1958年11月、京都大学農学部農林経済学科助教授に就いた。
1965年、学位論文『フランス産業革命期の農業思想に関する研究』を京都大学に提出して農学博士号を取得。
また、同1965年に龍谷大学教授に転じた。
1967年、フランスに留学。
1971年10月、京都大学農学部農林経済学科教授となり、農学原論講座を担当した。
1977年12月に京都大学農学部長となり、1979年12月まで2年間務めた。
1989年3月に京都大学を退官し、名誉教授となった。
同1989年4月からは大阪産業大学経済学部教授として教鞭をとった。
1992年4月、福井県立大学が設立されると、初代学長に就いた(1998年まで)。
その他役職・委員
1975年12月 京都大学評議員(1976年10月)
1977年12月 京都大学農学部長(1979年12月まで)
著作=
著書
『フランス産業革命思想の形成:サン=シモンとサン=シモン派』未來社、1961
『マルクス主義とユートピア:初期マルクスとフランス社会主義』紀伊国屋書店 1970
『日本農業の再生』中央公論社 1977
『戦後農政の再検討:基本法農政の理念と現実』柏祐賢と共編著、ミネ ……
坂本慶一さんが亡くなってから、7年と242日が経ちました。(2799日)