萩原英雄 氏(はぎわらひでお)
画家[日本]
2007年 11月4日 死去享年95歳
萩原 英雄(はぎわら ひでお、1913年〈大正2年〉2月22日 - 2007年〈平成19年〉11月4日)は、日本の画家。
油彩画、現代木版画などを描く。
略歴=
出生から戦前の活動=
1913年(大正2年)2月22日、山梨県甲府市相生町(現在の甲府市宝一丁目)に生まれる。
父は元治郎・母は「ふじ」、英雄は元治郎の次男。
父の元治郎は警察署長を務め、蔵書家としても知られ、現在の山梨県笛吹市境川町の出身である俳人の飯田蛇笏(いいだ だこつ)とも親交があった。
1920年(大正9年)、元治郎は日本統治下の朝鮮・定州の警察署長として単身赴任し、翌1921年(大正10年)には華族を呼び寄せ英雄も朝鮮へ渡る。
1929年(昭和4年)には単身で日本へ帰国し、東京の日本大学第二中学校(現・日大二高)に編入する。
東京府下野方町上高田(東京都中野区)に住む。
このころより油彩画をはじめ、1930年(昭和5年)には耳野卯三郎から指導を受けている。
1932年(昭和8年)3月に旧制中学を卒業し、同年4月には文化学院美術科へ入学する。
このころには公募展へも作品を出展し、白日会第9回展に油彩画の作品<雑木林>が入選し、光風会第19回展では油彩画<上り道>、日本水彩画会第19会展に水彩画<アネモネ>(東京藝術大学所蔵)が入選している。
1933年(昭和8年)4月に東京美術学校(現・東京藝術大学美術学部)油絵科へ入学する。
東美時代は授業で木版画や銅版画とも接している。
在学中は両親の理 ……
萩原英雄さんが亡くなってから、17年と18日が経ちました。(6227日)