木之本興三 氏(きのもとこうぞう)
元男子サッカー選手、元Jリーグ専務理事[日本]
2017年 1月15日 死去鬱血性心不全享年69歳
木之本 興三(きのもと こうぞう、1949年1月8日 - 2017年1月15日)は、千葉県千葉市出身のサッカー選手、経営者。
人物=
選手時代は古河電気工業サッカー部(現在のジェフユナイテッド市原・千葉)に在籍。
しかし26歳の春、練習中に吐血し、千葉大学医学部付属病院で診察をした結果、原因不明の腎臓病にかかっていたことが分かり、1か月程度検査した結果、グッドパスチャー症候群と診断される。
この難病は当時国内で木之本を含め13人しかかかっておらず、かつ疾病から5年間のうちに全員死んでいたというものであったため、治療するには肺か腎臓のどちらかを摘出せねばならないが、肺を取ると寝たきり生活、腎臓を摘出すれば週3回の人工透析が必要となるという病気だったが、家内の母親から「今までサッカー、酒、たばこと好きなことをやってきたのができなくなるかもしれないが、庭の四季の移ろいを見て、生きる道もある。
生きているだけで価値があるから、親子3人で頑張りなさい」というアドバイスを受け、腎臓の摘出と人工透析を受けることを決断した。
その後、古河電工健保組合のスタッフとして、人工透析のない日に限定して社業に復帰。
その後も40年間以上にわたり人工透析を欠かさなかった。
その後、人工透析の技術向上により、ヘマトクリット値が3割まで安定したことなどや、古河電工側から「今の古河では雇いきれないから、自分で考えてやってくれないか」と諭され、そ ……
木之本興三さんが亡くなってから、7年と310日が経ちました。(2867日)