神崎繁 氏(かんざきしげる)
哲学者[日本]
2016年 10月20日 死去肺がん享年65歳
神崎 繁(かんざき しげる、1952年11月29日 - 2016年10月20日)は、日本の哲学者。
略歴=
兵庫県姫路市生まれ。
東北大学文学部哲学科卒業、東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。
茨城大学助教授、東北大学助教授、(旧)東京都立大学教授、首都大学東京教授、専修大学教授を歴任。
古代ギリシア哲学を専門とするが、アウグスティヌス、ルネサンス思想についての著述も行っている。
また清水哲郎らとともに雑誌 『Didascalia』 の発行を行った。
著書=
『プラトンと反遠近法』(新書館、1999年)
『ニーチェ: どうして同情してはいけないのか』(日本放送出版協会、シリーズ・哲学のエッセンス 2002年)
『フーコー: 他のように考え、そして生きるために』(日本放送出版協会、シリーズ・哲学のエッセンス 2006年)
『魂(アニマ)への態度: 古代から現代まで』(岩波書店、双書哲学塾 2008年)ISBN 4000281623
『内乱の政治哲学 忘却と制圧』(講談社、2017年)
『人生のレシピ――哲学の扉の向こう』(岩波書店、2020年)
共編著=
『現代倫理学事典』大庭健編集代表・井上達夫編集委員・加藤尚武編集委員・川本隆史編集委員・塩野谷祐一編集委員・成田和信編集委員 弘文堂、2006
『仕事ってなんだろう』矢崎節夫,五味太郎,石橋幸緒,関野吉晴共著 佼成出版社 子どもだって哲学 2007
「フィリア・エロース・アガペー」(『性/愛の哲学』「岩波講座 哲学12」に収録)飯田隆編集委員、伊藤邦武編集委員、井上達 ……
神崎繁さんが亡くなってから、8年と32日が経ちました。(2954日)