長谷川五郎 氏(はせがわごろう)
ゲーム考案家[日本]
(日本オセロ連盟会長)
2016年 6月20日 死去享年85歳
長谷川 五郎(はせがわ ごろう、本名:長谷川敏、1932年(昭和7年)10月19日 - 2016年(平成28年)6月20日)は、日本のボードゲーム研究家、ボードゲーム開発者。
特にオセロのパッケージを開発したことで知られる。
五郎はペンネームであり、オセロに関しては本名の長谷川敏で商標権を取得している。
日本オセロ連盟元会長。
オセロ名誉十段。
オセロ以外にも88オセロ、グランドオセロ、ソクラテス、ミラクルファイブ、セルゴ、大碁(だいご)といったボードゲームを開発した。
将棋・囲碁共にアマチュア五段でもある。
来歴=
茨城県水戸市出身。
英文学研究者で、茨城大学教授の長谷川四郎を父として生まれる。
旧制水戸中学校(現在の茨城県立水戸第一高等学校)に入学。
茨城大学卒業後、中外製薬株式会社に就職し営業職(MR)の仕事を始める。
怪我で入院中に、将棋ができる患者がおらず、誰にでも習得できるオセロを発明し、楽しんでいた。
その後、仕事先などで自作のオセロを披露していたところ、担当の顧客にあたる医局長に同ゲームが高く評価され、1972年、ツクダの社長である佃義範および企画担当者の和久井威に面会する機会を得て同ゲームを育てる夢を語り合い意気投合。
ゲームとしては破格の長期契約を結び1973年には日本オセロ連盟を設立し東京で第1回全日本オセロ選手権大会を開催。
同社がオセロの販売を開始しその後は年々ファンの数が増えた。
和久井 ……
長谷川五郎さんが亡くなってから、8年と177日が経ちました。(3099日)