江戸家猫八 氏(えどやねこはち)
物真似芸人・三代目[日本]
2001年 12月10日 死去心不全享年81歳
江戸家 猫八(えどや ねこはち)は、動物声帯模写物真似師の名跡。
二代目はラジオで、三・四代目はテレビで人気者となった。
二代目を除いては、初代の直系により岡田家で受け継がれている。
但し、二代目と三代目は師弟関係だった時期がある。
初代江戸家猫八
二代目江戸家猫八 - 後∶木下華声
三代目江戸家猫八 - 初代の六男。
四代目江戸家猫八 - 三代目の長男。
五代目江戸家猫八 - 当代。
四代目の長男。
代外=
信吉の猫八や、上方の猫八以前に、鳥獣物真似、声帯模写で売った「三遊亭猫八」という人物が存在した。
三遊亭 猫八(さんゆうてい ねこはち)(1843年 - 1898年7月30日) - 本名:小林弥三郎。
初めは大道で飴を売りながら八人芸(動物の鳴きまね)をしたが、後に明治10年代に「東京亭猫八」の名で寄席の高座へ出るようになる。
おそらく明治20年代に初代三遊亭圓遊の門に入り、「三遊亭猫八」の名で鳥獣物真似を演じたほか、奇術も演じて人気を取った。
木下華声(2代目猫八)の著書『芸人紙風船』に書かれた、初代の名の由来となった「『猫八』という芸人」は、この三遊亭猫八のことと思われる。
猫八の名は、8種類のネコの鳴き真似をした江戸時代の物乞いの呼び名に由来するという。
別系統=
上記の岡田家系統以前に、上方の江戸家猫三の師匠に、「猫八」を名乗る芸人がいたようである。
勝手自称したりしているため事績などは不明。
多くは地方廻り ……
江戸家猫八さんが亡くなってから、22年と346日が経ちました。(8382日)