阿保郁夫 氏(あぼいくお)
タンゴ歌手、音楽プロデューサー[日本]
2021年 9月1日 死去誤嚥性肺炎享年85歳
阿保 郁夫(あぼ いくお、1937年 - 2021年9月1日)は、タンゴ歌手で、音楽プロデューサー。
本名:阿保 勲(あぼ いさお)。
生涯=
青森県弘前市出身。
顔面麻痺の治療中にタンゴに出会い、アルゼンチンの音楽家、リカルド・フランシア、フェルナンド・テルに師事する。
1961年に、NHK『歌の広場』で、タンゴ歌手としてデビューする。
1964年、藤沢嵐子らと、アルゼンチンツアーに参加する。
アルゼンチンRCAにて、録音する。
その中の「上を向いて歩こう」をタンゴアレンジした「SUKIYAKI(Naranjos en Flor)」がアルゼンチンにて空前の大ヒットとなる。
アルゼンチン作詞家作曲家協会の特別顕彰を受けることとなる。
1966年、『坂本政一とオルケスタ・ティピカ・ポルテニア』と共に、アルゼンチン、アメリカ、ヨーロッパ等に演奏旅行した。
1975年より、プロデューサーとして、タンゴやフォルクローレのレコード作製に、たずさわる。
NHK金曜時代劇「山田風太郎 からくり事件帖-警視庁草紙より-」の主題歌「風のタンゴ」を歌う。
なお、アルゼンチンのインターネットサイトのTodoTangoでは、タンゴ歌手として、項目があり "A lo Megata"(ア・ロ・メガタ)という日本向けオリジナルのタンゴの歌がある。
その後病を得て引退した。
最後のレコーディングは2001年に行われ、これ以後の音源はない。
2021年9月1日午前11時26分、誤嚥性肺炎のため東京都内で死去。84歳没。
CD=
明日は船出(インディペンデ ……
阿保郁夫さんが亡くなってから、3年と81日が経ちました。(1177日)